ども、小堤です。
前回のブログからもう2ヶ月くらい経つんですね。
あっという間です、ホント。
そんな中、2月末決算の弊社、ゼノフィは無事、第6期目を終了することができました。
3月1日より第7期目が開始され、本年度も各目標に対して地道に努力を続けていきたいと思いますので、
今後とも関係者各位、よろしくご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
さて、今年は人員増加、拠点増加を行うのですが、まずは、世の中の状況を把握しなくてはな、と思い
先日ハローワークに行ってきたときの話を今日は。
突然ですが、みなさんは、「世の中の平均年収いくらだと思いますか?」
最近、多方面と話をしているとこの話題がでます。
もちろん、年収が多い方がいいとか、少ないから文句たれるとか、そういうことなんですけど。
去年度の4年生大学生の初任給平均が22万円だそうです。
大企業や、中小全部含んででしょうから、本当に平均でしょう、人によっては高かったり低かったり。
では、22万円の総支給でボーナス有りの14ヶ月〜16ヶ月で計算してみましょう。
22×16=352万円、22×14=308万円、
ボーナスがないと
22×12=264万円です。
大企業ならともかく、中小企業で1年生がボーナスがないってことはざらですし、あっても1ヶ月の夏冬、
もちろん業種にもよりますし、会社にもよりますが。
この平均が、ボーナスあり、なしで計算しても、ざっと308万平均です。
4年生大学卒業した1年生の初年度の年収ですね。
ちなみに、短大生・専門学校生は、もっと平均値は低かったです。
(ソースは、ハローワークのおねえさんがくれたかみなのですが、PDFとかあるんかな。どっかに。)
で、何が言いたいかというというとですね。
「年収300万なんて、安いよ、低いよ」
という言葉です。
確かに、特別高い年収だとも思いませんが、特に若い世代からよく聞こえてくる言葉です。
んで、ふと思ったんですねぇ。
フリーターで、バイト生活してて、5年間働いたとき、20代前半。
社会保険も、厚生年金でもない状態。
バイトがんばって、25万稼いで、年収300万ですよ。
バイトで25万って緩いですかね?僕はきついと思うんですよ、物によりますが、平均的に緩くはないと思うんですね。
それでいて、さっきの言葉です。
なんか、非常に矛盾している気がして。
社会保険なんて、会社の50%負担の恩恵うけられるわけですよ。
ってことは、フリーターの人よりも、保険料半額もらってるのと一緒ですよね。
ただただ
矛盾してるじゃん。
って思って、ハローワークのおねえさんに、申し訳ないけどちょっとだけ
愚痴話につきあってもらって、この話をしたんですね。
そしたら・・・・
「・・・・・っふ・・・っっふふ」
って鼻で笑われました。
おねえさんいわくですが、別に300万の年収がもらえない仕事ばかりじゃない。
ただ、社会人1年生(大学卒業後の未就職者も含むらしい)がいきなり300万ももらおうなんて、
甘い話があるか、ボケ、ってきなことを言われましたw
衝撃でした、完全に「あんた、何いってんの」っていう感じで・・・ orz
いや、優秀な方はですね、いきなり1000万とかの年収の人もいるでしょう。
だけど、なんで20代の人は、300万の1年生金額をバカにするのか。
高い人がまわりにいると、バカにされるんですかねぇ。
東京でこれですからねぇ、多職業で14〜15万の総支給x14とか、
もざらだそうです。196万円の年収ですか。
年収200万をきる時代がくると、3年前くらいから、そういった話はきいてはいましたが
事実200万きってるひともたくさんいて、実家暮らしとかもあるわけですね。
一時期、僕はこの300万の年収が、ひくいかな、高いかな、とか色々考えていて、
別に世の中に合わせる必要はないと思っています。
もちろん、最低減の賃金は必要ですけどね。
会社と労働者の間で、まずは会社がその人の労働と対価が見合っているかを常に監視していって
給与の増減ができればいいのかな、と思います。
まぁこれが、日本の世の中下げるとなると、ぴーぴー文句言うのが多いわけですよね。
下げるときには、いろいろ規制あるくせに、あげるときは、二つ返事であげるだけ。
いつも、ストイックに、緊張感もちっぱなしでは、生活も安定しないし
逆も緩みすぎて、使い物にならない人材になるし。
バランスですよね。
なんだか、今後人材増やしていく中で、僕は対価に見合った仕事ができていればそれでいいんです。
誰でもそうでしょう?ただ、会社がちょっとだけ、先にその対価を出すことになるので(試用期間の給与とかもね)
投資のリスクはあるんですけど。
なんだか、一時期のITバブルやら、なんやらでですね、夢=楽みたいな、
いつだかTLにもでてたのですが、Googleに就職するのが夢とか、なんていうか、勘違いしてるというか
プログラマやれば、ITやれば、金持ちみたいな。
幸い僕の周りには、そういう人間は少ないので、この仕事の厳しさや楽しさを理解して、
それぞれいろんな形で望んでいる人たちが多数なので、ありがたいな、と思っています。
類は友を呼ぶといいますからね。
今後人材ふやしていくなかで、経営者として平均値も知っておかないといけないことだろうし、
対価に見合わない人を雇わないフィルタリングも必要だろうし、
逆に会社として、ちゃんと対価を反映できる仕組みもよういしていきたいし、
プログラム組んでいるだけじゃだめだなーと思わされる今日この頃。
そんななか、エージェントがどーのこーのいって、年収300万前後の若い子に
実力もないのに、幹部候補生だよ!とかふっかけて、だめだったら、ぽぃってされてるの
みたりすると、なんだか、なにか自分たちはちがうやりかたができないかなぁと毎回思うわけです。
たくさん働かせて、お金が少ないとブラック企業と騒ぎ、
たくさんお金あげて、仕事させると、今度は対価に見合わず、さぼりだす。
こいう人材の排除をどうするかって、どこの企業も、裏話きけばかなりリアルに
大変な思いをしているようで、うちの会社もみならわないとなぁって部分がたくさんあります。
大前提として、そんな人間ばっかりじゃないです。
当たり前ですけど。
僕は、一人一人の1度しかない時間を借りて、それに対してお金を払って、
会社と自分と、そしてみんなで共有した方向に事業を進めていくことが仕事です。
ただ、先にある話したようなのが、増えてくると、年収が高かろうが、低かろうが
仕事にプライドもって、対価も満足して、上目指して(金額や内容ね)がんばってる人間にも
害がでる。
2・6・2の法則は、理解しているつもりですが、有能じゃないひとが2割ならまだわかるんだけど、
朝会社にこないとか、いつも、遅刻するとか、任せた仕事は、基本的にぶんなげるとか、
そんなのが2割でてくるよってのは、なんとかしていかないとなって思っています。
今年は、人材もそうだし、4月1日より、北海道に営業所を構えることになりました。
東京以外の仕事も、進めていきつつ、皆さんにお世話になることも多いと思いますので、
今年も、ゼノフィ社員一同、よろしくお願い申し上げます。
と、まぁツイッターに書くには長い感じの、最近のもやもやを。
人によって考えも違うと思うので、批判されても知りませんが、少なくとも現状
「世の中あまくねーよ」って、思います。
生きてる間に、バブル世代っていわれるような、人たちがいた好景気になってくれれば
いいんですけどねぇ〜(棒