Sencha製品販売開始3ヶ月、そしてBryntum製品販売へ

ども、小堤です。

僕が適当に書く、このcode:xも結構長く続いてるんですな。
既に3ヶ月くらい放置状態っていう…

さて、今日はタダの日記。

昨年、12月1日より米Sencha社のライセンス販売を開始しました。
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当初、諸々の事情があり、Ext Japanも、昨年12月31日を持ってライセンスの販売ができなくなりました。
まぁ、俗に言う大人の事情というか、あきれて物も言えないというか、最終的には法的な理由により、云々。

まぁそもそもExt Japanは、給料もらっていたわけでも、役員だったわけでもなく、そもそも株式会社でさえないので、
ただのボランティア扱いの上、勝手にメンバの首きられるという、まぁ人生でも希な経験をさせてもらったわけですが。
今となっては、どーでもいいですね。

Senchaライセンスの販売開始は、端的に言うと日本でライセンスが購入できなくなる、という事実を回避するために奮闘していました。
ライセンスを販売して、うっしゃっしゃーと儲けるためでもないし、そこまで儲からないし。
ただ、Sencha Ext JS / Sencha TouchならびにSencha製品が、必須な人、大好きな人の声を無視したくなかったし、
ここ数年間、Ext Japanへの不満を僕にずっとぶつけてきた人たちに、なんとか状況を変えて喜んでもらいたかった。

そして、少しか会社としてその役に立てているのでは無いかと実感している。
思った以上に、ライセンスも順調に売れている。

さらに今後はライセンスの説明を明確にするために、我々はSencha社から承認してもらったライセンスケースをどんどん紹介していく予定である。
そういったクソ面白くもない日陰作業ばっかりしていて、正直ウンザリすることも多いし、
クソみたいな汚い話、エロい話ばかりで、本質見失っているバカどもを相手にする日々も正直しんどいところではある。

しかし、先日Jack Slocumとメールでチョコチョコ話をした。
5年ぶりだ。

彼は、何よりExt JSの生みの親であり、僕は尊敬している。
(今年、また会えるかもしれないので、非常にテンションは上がっているのだが)

彼と5年前に約束した、Ext JSを日本で広める、ユーザーの表向きでは無く、本質的な役に立つビジネスにしていく、それが少しだけかなってうれしく思っている。
だから、変なのが増えてきても、「仕事だから…」っていう理由だけじゃなくて、ちゃんと役に立ててもらいたいから、
バカにされようが、変な話してくるバカどもがいようが、我々Xenophyだけでも真摯に取り組んでいきたいと考えている。

そして、3月10日、営業日では3月11日からスウェーデンのBryntum社の製品販売を開始する。
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この会社は、JSユニットテストツールのSiesta、Sencha 製品の強力なコンポーネントを開発して提供している会社だ。

我々Xenophyは、彼らと非常に仲が良く、コンセンサスも取れている。
今年は彼らとの連携も日本で行っていく予定だし、もちろんSenchaでつながっているので、ビジネス的にも、テクノロジー的にも非常に面白い展開ができるのではないかと、すごく興奮している。

ここ数ヶ月、非常に激変でXenophy社員の数も、倍になっている。

そして、今年は大阪事業所が開設する。

すべて、予定通りにはいかないかもしれないけど、我々Xenophyは【実現力】が社訓だ。
泥臭くても、馬鹿にされても、どんなにしょぼくてもダサくても、ちゃんと形にして実現していくこと、それができる会社であり、そういうメンバーで構成されている
僕にとって最高に誇らしい組織である。

一人一人の努力や、思いは小さいし、何もできないことがほとんどだし、投げ出したくなることの方が圧倒的に多い。

だけど、どこぞの誰かさんたちのように、表向きだけ綺麗にして、レンコンのように、ピーマンのようにスッカラカンでは、組織として存続できないし
何より、会社組織を利用する(作る、運営する)本来の目的から逸脱している。

反面教師にしながら、明日は我が身。

最初に思ったこと、行動し始めたときの考え、気持ちを大事にしながら、現実に降りかかってくる汚らしい事実を1つずつ解決して、
しっかりとしたサービスを提供できるように、成長していきたいと思っている。

Xenophy社内の人間だけでなく、周りで、金銭的にも精神的にも支えてくれるすばらしい会社の人たちに恵まれて、
このステージで仕事がちょっとでもできてることを、誇りに思っています。

だからこそ、言いたくないことも言うし、やりたくないことも一生懸命やります。
人を傷つけたり、だましたり、自分のことしか考えない人間を、全力で潰し排除します。

大人なので全部をぶっちゃけて話せないのは、非常に悔しい思いもありますが。

僕らにできることは、本当に小さいけど、守るべき大切な物は、そんなにみんな変わらないと思うんです。
ご飯がくえることや、子供や彼女の笑顔みれることとか、すげーくだらない、ちょっとしたことのために
これだけ真剣に取り組んでいるつもりですし、それは僕だけでは無く、まわり全員で。

だから、みんな大好きです。

今後ともよろしくお願いします。

Sencha製品販売開始3ヶ月、そしてBryntum製品販売へ